建築施工管理の納め方、ディティールを学ぶための書籍はたくさんあるのですが
店舗系の施工管理者用の書籍は皆無です
これは私が知っている知識をまとめるしかない。ちょっとした使命感でこの記事をつくりました
これから店舗の施工管理として頑張る方
先輩の方々にも共感していただけるのではないでしょうか
今回は職人さんとの付合い方についてです。
ご一読いただけると幸いです
vs職人 で困ること5選
実際にはもっともっと沢山ありますが
代表的なことを5選としました
今ならモラハラと言われてもおかしくないですよね
あぁ!?俺に話しかけるたぁ10年はぇーよ
私がやってみて、うまくいった方法
癖のある職人に対して、どう対応したら現場がスムーズに回るのか
その時々で答えは変わると思いますが、私がやってみてうまく言った方法は
まずリスペクトすること
まず何よりも、職人さんをリスペクトすること
それは職人さんは私たちよりも、たくさんの現場を見てきているし
ダメな監督も、いい監督も色んな監督を見てきている
そして、修羅場を乗り越えてきたことが自信となっている
いろいろな経験をしてきているわけです。
色んな監督を見てきているから私たちがどのタイプの監督か品定めされているわけです。
見下されている、目も合わせない指示も聞かない
職人も私たちが「どのタイプの監督かなぁ」
「信用できるやつかなぁ」などと見ているんです。
そんな時に真正面からぶつかっては衝突になるだけです
私たちもいろんなタイプの職人さんを見てきているんです
『あぁこんなやり方もあるんだぁ』と
その職人さんの仕事をみて勉強させてもらいましょう
その時の『こんなやり方』はリスペクトの上での気持ちです
こんなやり方でやるの?マジ? これではいい関係にはなりませんよね
まずリスペクトしていい関係を構築する
私は敵じゃないよ。と分かってもらう
その工事に関わる職人さんはみーんな対等
だれが偉い、こっちの仕事の方が大事
[大事]については仕上げの順序としては順位が付きますが
監督の立場からすると、みんながそれぞれの仕事を全うしてくれなくては現場は完成しません
そんな中で初見の職人さんは、私たち監督の品定めもしながら自分の仕事をしているわけです。
そこで、みんな対等だけどちょっとだけ
その職人さんに肩入れしてあげるわけです
みんな対等だけど、その職人さんの段取りは少しだけ優先してあげる
なにか難しいことをやっていたら、一緒に共感してみる
ちょっとだけでいいから、その職人さんに肩入れしてみてください
「ん?こいつは敵じゃないかな?」
敵味方の問題ではないですがw
敵味方と言うのは現場だと結構あるあるです
敵じゃないことが分かってもらえれば後は普通にお話しできました
【例外】
妙に筋を通そうとする職人が一定数います
依頼先の業者の外注さんが私の指示を聞かないけど、依頼先の指示は聞く
えぁ⁇俺に指示すんなよ
上から言われてん内容しかやんないよ
この筋を通そうとする職人が言う「上」とは仕事を依頼してきた人の事を言っています。
この職人にとって仕事を出してくれているのは、この「上」の人です
その「上」の人に仕事を依頼しているのは、「私」なんですがね
この職人はそこまで考えられないようです。
嘘みたいですが、本当にこんな人がいるんです
不思議なことに、この「上」の人に私の指示を伝え、この「上」の人から指示してもらうと
あら不思議
拗ねるんです
一定数このような職人がいることも知っておいてください
私の経験がみなさんの参考になればうれしいです。
建築現場が良い環境になることを願って!
私のバイブルです
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