【仕上げ】 -塗装下地

塗装の下地処理

 塗装の仕上げは下地処理によるところが大きいです
下地をフラットに均すことができれば仕上がりはすごく綺麗です
フラットにできなかったら、それなりにボコボコの仕上がりになってしまいます

 下地処理は真剣勝負です、こちらの雑談に付き合ってくれる職人さんもいて
邪魔にならないかと尋ねると、大体は付き合ってくれます。
 でも、やはり気が散るのでしょうか
黙って見守っている時との仕上がりの差は出ます。

店舗の改装現場では管理者は現場常駐が基本なので、塗装下地などの時は特に暇です
暇なのでつい話しかけてしまう、もしくは職人さんが気を使って話しかけてくれるんです

ここはグッとこらえて、管理する時は黙って見守りましょう

YOU
YOU

現場のお片付けするか、ぼーっとするか…

何よりいちばん大事なのが「下地処理」
この処理をしっかりできていないと仕上りは悲惨です

腕の良い職人さんほど下地に時間をかけます。

YOU
YOU

よく「化粧の下地と同じ!」と例えられる

下地処理の流れ

店舗の内装工事、オフィス、ショールームなど

  1. 寒冷紗貼り
  2. 下地パテ(石膏系GLパテ)
  3. 荒研ぎ
    ↑雑談はここまで 
  4. 上(ウワ)パテ
  5. 空研ぎ
  6. 追いパテ
  7. 空研ぎ

上記の工程は通常工程です。もっと工程が多い方も普通にいらっしゃいます

この工程はDIYになっても特に変わりません

※寒冷紗は接着剤付きがマストです! ファイバーテープ と呼ばれています

”現場より”
”現場より”

「接着剤なし」っていうのも売っているから要注意!

自分に優しく、工程で楽をしてしまうと・・・

ついついやってしまいがちなのが手を抜くこと!

  1. 寒冷紗を飛ばす
     →パテが痩せるので何度もパテを盛ることになる。目地で割れる(クラック)

延々と終わらない…

  1. 下地パテを上(ウワ)パテで行う
     →パテが痩せるので何度もパテを盛ることになる。目地で割れる(クラック)
      結果、材料の量もたくさん必要となり、材料費が…

下地パテは石膏系がいいです、硬化時間も色々ありますが、60分が使いやすいと思います

上(ウワ)パテはきもちいい!

(ウワ)パテは下地パテと違い、あらかじめペースト状になっています
下地パテのように粉から塗る必要もないので、ついつい使い込んでしまいがち

ペースト上なのでパテベラでつぃーーーっとパテができて気持ちいいです

楽にパテができるのでパテを厚く盛ってしまうのです
あまり厚く盛ってしまうと、次の工程の「研ぎ」がかなりキツくなります
これは体力的にキツい、のです

”現場より”
”現場より”

(ウワ)パテはほどほどに!

【ポイント】パテ

 ・パテ処理ではパテを「盛る」のですが、これがかなり難しい
幅の広い「ヘラ」を使っている職人さんは上手い人。です
 総パテ(=全面パテ)したほうが表面がフラットになり仕上りもきれいなのですが
手間もかかるし材料費もかかるしで、大幅コストアップの要因なのでみんな嫌がります

YOU
YOU

コストかかってもいいから総パテやってくれ!
という人はなかなかいない

・パテ処理の下地、石膏ボードの状態が「ガタガタ」「凸凹だらけ」
 この状態で塗装屋さんにわたされると、塗装屋さんの労力は半端ないです
 終わってみると総パテ状態… なんてこともある

YOU
YOU

この場合のコストは誰がもつ?

YOU
YOU

下地をつくる職人さんの選定も大事
発注の際、気をつけるべき

主にビス頭にパテを盛る時、細かい場所に使用します。

✔︎パテベラのサイズ

下地パテ、上パテ用は180mmを兼用で十分です。これ以上幅の広いものは上級者(プロ)でも難しいです。
扱いの難易度は 150mm<180mm<210mm
仕上がりのフラットさ 150mm<180mm<210mm



上手い人ほどフラットを求めます。
仕上げパテで使用するパテベラの巾を見れば技量がわかります。
工事中、そっと道具を覗いてみてください

YOU
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幅広のヘラは神経を使うので、出来ればあまり使いたくないそうです

しっかり頼めば幅広で施工してくれますので頼んでみてください

【ポイント】研ぎ

研ぎ作業のポイントは

研ぎすぎないこと!

使用する道具は、「耐水ペーパー」#180です
粗すぎず、目は細かいんだけどしっかり削れる番手が#180です

この耐水ペーパーを「手」を使って削るか、「機械」に頼るかになります

「手」
メリット:凹凸を手の感触で感じるため、追加パテなど即対応できる
デメリット:体力勝負!

指紋なくなる・・・

「機械」
ランダムサンダー:小ぶりなので手で研ぐ感覚で施工できます。主にこちらが使用されます

オービタルサンダー:長方形の面で接するため、角が先に当たったりしてしまいパテを削りすぎたりしてしまうので、パテの研ぎには向いていないです

メリット:機械なので手研ぎより、めっちゃ楽
デメリット:研ぎすぎて石膏ボードを傷めてしまう

 研ぎすぎて石膏ボードの薄紙を傷めると、塗装した際に薄紙の繊維がケバだったりしてしまいます。

毛羽立つと、またパテしたり・・・
仕事が増える…

大変だけど「手研ぎ」する方が多いです

仕上がりがきれいだから
上質な仕上げを目指しましょう




私の経験がみなさんの参考になればうれしいです。
建築現場が良い環境になることを願って!

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