建築施工管理の納め方、ディティールを学ぶための書籍はたくさんあるのですが
店舗系の施工管理者が読むための書籍は皆無です
これは私が知っている知識をまとめるしかない。ちょっとした使命感でこの記事を作っています
これから店舗の施工管理として頑張る方や
先輩の方々にも共感していただけるのではないでしょうか
今回は床見切りの素材について書いてみました
ご一読いただけると幸いです
床見切りが必要な時
床見切りが必要になるのは、床の仕上げ材が複数ある場合です。
その境目で、仕上げ同士をスパッと綺麗に納めて切り分けるために見切り材を設置します。

意味なくつけているわけではないのですね
仕上げの素材
床見切り材の選定における大原則は、「キズや腐食に強い素材を選ぶこと」です。
店舗の床は土足(靴)で歩行するため、歩行による「摩耗」や「打撃」に耐えられ、簡単に破壊されない素材を選ぶ必要があります。
摩耗とは
靴底(ソール)の素材にはさまざまな種類があります。特に固い素材やザラザラしたソールで擦られると、見切り材にヤスリを掛け続けているような状態になります。
打撃とは
衝撃(打撃)において特に負荷が大きいのが、ハイヒールなどによる局所的な打撃です。
そうした衝撃を受けてもできるだけ凹まず、破損しない強度が見切り材の選定には求められます。
とはいえ、見切り材は店舗全体のデザインにも大きく影響するため、最終的な使用素材は現場ごとのケースバイケースと言えます。
| 素材 | 摩耗性 | 衝撃 | 適合 |
|---|---|---|---|
| 金属 | 強 | 強 | 〇 |
| 木材 | 弱 | 弱 | × |
| 石 | 石材による | 石材による | △ |
| タイル | 強 | 強 | 〇 |
| 左官材 | 弱 | 弱 | × |
まとめ
店舗内装における床見切りの選定は、住宅とは異なり「土足歩行による過酷な環境に耐えられるか」が最大のポイントです。
現場で迷ったときは、まず「キズ・腐食・衝撃に強いか?」を基準に選定してみてください。
私の経験がみなさんの参考になればうれしいです。
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