施工業者にとって取付けるもののことを「取付け物」といいます
施主さんに取付けを頼まれた「額」や「フック」のことです
額やフックであればDIYで取付けることも可能かもしれません
DIYでちょっと厳しいもの、例えば自転車フック
こちらは下地の強度が必要になってきます
DIYで心配なものはプロに任せたほうがいいです
重いもの=壁や天井に過剰な負荷がかかる と思ってください
私達人間も重いものを持ち続けると疲れますよね、壁や天井も同じです
負荷に耐えられるように準備しましょう
工事中に追加しても対応できるかもしてませんが
何かしらの皺寄せがくる。と考えておいてください
ありえるのは追加費用です
ぜひ計画段階で相談しておきましょう
取付けしたいものが最初から決まっている場合
取付けしたいものがあらかじめわかっているのであれば話は簡単です
- 施工時に、下地金物を埋設しておく
- 取付け周辺だけ下地をいれておく
[施主さんの立場]であれば早い段階で、設計者に相談をしておくことをオススメします
施工中に追加しようとすると、工事工程に支障が出ることがあり
引渡しが遅れたり、納期を間に合わせようとどこかに皺寄せがでたりするので
お互いが不幸になりえます
え!!このタイミング?!
追加費用を払えばいい
そんなことではないのです
仕上がりに影響することもある
[施工者の立場]でしたら計画中にお客さまに「取付けしたいもののリクエストはありませんか?」
と、ぜひ確認してください
実はつけたいものがあるけど、邪魔しちゃわるいから言い出せない
どのタイミングで言えばいいかわからない
お客さんにはいろんな事情があります、こちらから提案してください
お客さんはお金のことや引っ越しのことやら、いろいろやることがあります
私たちは先に先にの対応を心がけましょう!
工事中に取付けしたいものが決まったら
工事中に取付けしたいものが出てくることはよくあります
施工者もそのことはよくわかっています。
後悔しないように、まずは施工者へ相談しましょう!
注意していただきたいことがあります
小出しで注文しないでください。できるだけまとめて注文してください
施工者は小出しでも対応してくれるでしょう
しかし、その都度現場で変更対応をしていると大筋の工事に影響がでる可能性がでてきます
いつのまにか本工事が疎かになっている・・・なんてことも
本末転倒だ
なんとなくここらへんに〜〜
何をつけるか決まっていないけど、なんとなくここらへんに何かつけたいな
ということもあるでしょう
大丈夫です、下地を入れておきます
これも施工者に相談してください 計画段階で!
工事中に追加しても対応できるかもしてませんが
何かしらの皺寄せがくる。と考えておいてください
まずは相談を!
私の経験がみなさんの参考になればうれしいです。
建築現場が良い環境になることを願って!
コメント