業者選びがホントに難しい
みんなどうやって探してるの??
私がこの業界にいていろんな人のお話を聞き、私自身が経験した結果
業者の探し方でお勧めするのは
「紹介」です。
やっぱり人の繋がりが大事なんです
この記事では業者の探し方、接し方をまとめました
私が経験したことをもとにまとめました、では始めましょう!
✔︎業者=デザイナーや、施工業者、工事に関わる人全て
業者選びとは立場によって、誰を指す言葉なのか意味が変わります。
施工業者が言う施工業者とは「協力会社」や「責任施工をするメーカー」であったりします。
私もその立場ですが、設計者やデザイナーのことを業者とはなかなか言いません。
一方、設計者やデザイナーは工務店などの工事請負会社のことを施工業者と呼びます。
メーカーはメーカーと呼びます。
施主の立場からすると設計者も施工業者もデザイナーも全部ひっくるめて、工事に関わる人
全てが業者です。
✔︎業者選びの3つの方法
- 紹介してもらう
- WEB検索
- マッチングサイト
先に結論を言っておきます。
「1.紹介してもらう」のが一番最適です。
「2.WEB検索」は当たり外れが多く、面談を回数こなさないとよい業者には巡り会えないと思ってください。
「3.マッチングサイト」サイト運営が健全でも登録している業者の質は低く、法外な金額を請求されることもあります。
なぜ「紹介してもらう」のが一番最適なのか、説明していきますので最後までお付き合いください
1.紹介してもらう
誰かに紹介してもらうのは、ご自身のネットワークが必要になります。
もし、期待できるネットワークがなければ
2.WEB検索
3.マッチングサイト
どちらかの手法で業者を探していくことになります。
ご自身のネットワークで気をつけたいこと
- 学生時代の仲間・・・社会人になってからのあなたの趣向や性格を理解していますか?
社会に出ると学生時代と違うのが、「責任感」です。学生ノリでの紹介はご注意を - 取引銀行・・・銀行からの紹介は一長一短で、信頼できる会社を紹介してくれますが、こちらが求めているレベルかどうかは確約できません。銀行は会社の経営状態を測ることは得意でも、技術力を測ることはできないからです。
こちらとしても銀行との関係を悪くしたくないので、紹介された手前、断りづらくなる可能性があります。 - 仕事上で知り会った・・・信用できる人と思っていても「蹴落とされる」ことがある
いわゆる裏切りです。
紹介者と結託している場合があります。
紹介してもらうのであればご自身のネットワークからがよいでしょう
しかし、いきなり高額の案件を依頼するのは避けたほうが良いです。
まず、失敗しても影響が少ない少額の案件を依頼してみてください
そして、お互いに息が合うようでしたら次のステップへと移行してみてはいかがでしょう
2.WEB検索
WEB検索を活用するのも手です。
WEB検索をするときに心がけてほしいのが「自分は正しい症候群」に陥らないこと
みなさん欲しいものがあると口コミで調べたりしませんか?
私も必ず確認します
口コミを確認するときに私が必ずすること
「自分は正しい症候群」に陥らないこと、ネガティブな意見をよく読み自分に置き換えて感がてみることです。
良い口コミと悪い口コミがあるが、どうしても良い方ばかりを見てしまう。
自分が欲しいと思ったものの口コミを見るため、ポジティブな意見で自分の欲求を正当化してしまう。
業者選びも同じで、自分が選んだものが正しいと思いたいがためにネガティブな意見を排除しようとします。
いいところばかり見てしまうと結果はお分かりのように、業者選びを失敗してしまう。
WEB検索で口コミを読む際は「自分は正しい症候群」を排除することを心がけてみてください
3.マッチングサイト
業者がマッチングサイトでよくやること
- とりあえず登録してみた
- もしかしたらよい客が釣れるかも
- 嫌になったら断っちゃえばいいや
- 一回限りだからなんとかなるだろう
色々な人に話を聞きますが大体このような感じです。
お客さんの中には「騙された!」と思っている人もいました。
私は当事者ではないので実際はどうなのかわかりませんが
話を聞く限り、相当ひどい事をされています。
マッチングサイトは依頼者の方も見積もりが欲しいだけだったり
とりあえず登録してみた、という人が多いこともあり私は信用していません
✔︎自分に合った業者なのか、見極める方法
ステップ1 第一前提として
- あなたの話を理解してくれるか
あなたの説明がチンプンカンプンだったとしても、解ろうとしてくれるか - プラスアルファのことを提案してくれるか
あなたが言ったことだけしか提案してくれない。
あなたが望むこと+それに付随して何かを提案してくれるか
例)洗濯機を置きたい
プラスの提案:ガス乾燥機は必要ない?
例)ストックルームにスタッフ用ロッカーを置きたい
プラスの提案:貴重品入れは必要ない? - 業者が提案した案を、あなたが拒否した場合の反応がとても大事です。
なぜ拒否されたのか、その対応を見る必要があります。
☆拗ねちゃう人
☆断固として譲らない人
あなたのやりたいことを理解してくれて、なおかつ前向きに検討してくれるか
プラスアルファの提案をしてくれるか、または、しようとしてくれるか
提案が通らなかったとしても、別の案を考えてくれるか
相手も人間です。何度も変更されるとモチベーションが落ちることを忘れないでください
プロの意見として押し付けてくるのではなく、一緒に考えてくれるかが大事な要素です。
ステップ2 まずは信頼関係を築くことが大事
お互いの信頼関係の構築、そのために最良な手段
少額の案件を依頼してみる、いきなり本命を依頼するのは是非やめた方が良い
実は、業者も施主の性格を伺っているんです。
どんな人だろう、怒りっぽいのかな、優柔不断なのかな、お金はちゃんと払ってくれるのかな、クレーマーだったら嫌だな、話をちゃんと聞いてくれるかな、話を理解してくれるかな
業者の方も色々考えている事を知ってください
依頼する仕事はなんでもOKです
例)自宅のクロスの張り替え
例)看板(表札)デザイン
例)名刺デザイン
まずはお互いの性格を理解し合うために少額の案件で調べてください
くれぐれも失敗しても、お財布が痛く無いくらいの金額としてください
失敗しても「勉強代」と思えるくらいの金額設定をしてください
初見のお仕事で大きな金額となると、業者としては心理的に怖いので単価を高く設定します。
心理的不安要素
・このお客さんはクレーマーかもしれない
・「冷やかし」の可能性はないだろうか
・お金を支払ってくれるのだろうか、怖いから最初の半金でできるだけ回収しておこう
結局は依頼する側が損をすることなので、できるだけ信頼関係を築く事をお勧めします。
ステップ3 信頼関係が築けた成功例
信頼関係ができると不安要素は解消され、金額に反映されます。
やってみてから考えよう
この信頼関係がないと、見積もりが高くなります。
何があるかわからないから多く見積もっておこう
結局、高い見積もり金額でお互いに不信感を抱くことになります。
✔︎まとめ
業者=デザイナーや、施工業者、工事に関わる人全て
【業者選びの3つの方法】
- 紹介してもらう・・・一番信用できる
- WEB検索・・・・・・「自分は正しい症候群」に気をつける
- マッチングサイト・・・施主も業者もとりあえず登録してみた、という人が多い
【自分に合った業者なのか、見極める方法】
あなたのやりたいことを理解してくれて、なおかつ前向きに検討してくれるか
プラスアルファの提案をしてくれるか、または、しようとしてくれるか
提案が通らなかったとしても、別の案を考えてくれるか
【信頼関係を築く】
少額の案件を依頼して信頼関係の構築を図る、失敗しても「勉強代」と思えるくらいの金額設定をする
信頼関係ができると不安要素は解消され、金額に反映されます。
業者選びはとても難しい、依頼するものは安くはないでしょう
しかし、業者選びは経験が必要です
私の経験がみなさんの参考になればうれしいです。
建築現場が良い環境になることを願って!
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