建築施工管理の納め方、ディティールを学ぶための書籍はたくさんあるのですが
店舗系の施工管理者用の書籍は皆無です
これは私が知っている知識をまとめるしかない。ちょっとした使命感でこの記事をつくりました
これから店舗の施工管理として頑張る方
先輩の方々にも共感していただけるのではないでしょうか
今回は什器のタイル割についてです。具体例を挙げていますので
ご一読いただけると幸いです
タイル割の基本
ここではタイル割の具体例として、97×97のタイルを使って割り付けしました。
やはりメインになる面はすっきりとしたいですよね
それには真物(まもの)を使い、綺麗に整列させる必要があります。
目地を通すために側面のタイル幅をカットしました
YOU
真物とは切ったりしないで、そのままの物
と、言う意味です。加工しないで使うものです
これこそがタイル割です
目地を通す
タイル割の基本は真物を綺麗にレイアウトすることですが
これがなかなか難しいんです
2面の場合
2面の場合は真物と真物で貼ることが可能なので、比較的に悩むことは少ない貼り方です。
3面以上
3面以上になると綺麗に見せたい面と、カットが入るのでどうしても妥協が必要になる面がでてきます。
3面以上になるとカットが必要になる
と覚えておきましょう。
目地を無視する
目地の通りを無視する事もできます。
この判断には葛藤があります。
- タイル割失敗したと思われる
- 職人さんがダメって言う
タイル職人は真っ先にダメと言うでしょう。タイルの目地を通すのは基本だからです
私たち同業者から見ると、目地が通っていないのを見ると
タイル割失敗したんだね。次頑張って!
と思います。
あぁ…やっちゃったね
目地が通らないのはどちらかと言うと失敗した
と思われることが多いです。
私は「あーやっちゃったーー恥ずかしい…」と思う方です
私の経験がみなさんの参考になればうれしいです。
建築現場が良い環境になることを願って!
私のバイブルです
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