建築施工管理の納め方、ディティールを学ぶための書籍はたくさんあるのですが
店舗系の施工管理者用の書籍は皆無です
これは私が知っている知識をまとめるしかない。ちょっとした使命感でこの記事をつくりました
これから店舗の施工管理として頑張る方
先輩の方々にも共感していただけるのではないでしょうか
今回はレベルについてです。
ご一読いただけると幸いです
レベルについて
レベルは店舗の施工においてだけではなく、建築物全てにおいて理解しておかなければならないものです。
各職種すべての職人さんがレベルを扱いますが
現場監督ならばレベルについて深く理解することが必要です。
レベルの基本は一番高いところ
レベル=水平
大前提としてレベルとは、水平のことです
「現場ではレベルを取る」と言うことがあります
意味は、水平線にポツンと島のようなものがない、水面上に何もない状態になる
事を言います。
一番高いところを基準にしないと
床が波打ったりしちゃいます
気を付けてね!
各職種のレベルをまとめる
各職種のレベルの取り方が色々あって、それぞれ任せきりにすると後々大変なことになります。
総合的にレベルを管理するのは、現場監督の仕事です。
床を作る人のレベル
天井を作る人のレベル
造作を取り付ける人のレベル
みんなが好き勝手(監督が任せ切り)にしたために最終的に高さがゴチャゴチャになって
収拾がつかなくなる現場を見てきました。
仕上げ材の厚み分、天井ボードは上に上げておかないと
共用部の天井よりも低くなってしまうよ
気を付けてね
大事なのは監督が全体を見通してレベルを決めることです。
まとめ
最後に、レベルを決めるのはとても重要なことです。
お店を作る上で最も重要と言ってよいでしょう
新人監督に決めさせるのは荷が重すぎます。
ぜひ、先輩や上席の判断を仰ぎましょう!
一人で抱え込まないで下さいね
私の経験がみなさんの参考になればうれしいです。
建築現場が良い環境になることを願って!
私のバイブルです
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