皆さんはえんぴつってなに使っていますか?
濃さによって使い分けてますか?
余談ですが、知り合いの大工さんは「なまり」があるため
『おれのペンスルどこいった?』
おかげでいつも現場が明るかったです
まだ現役ですよ!
2B | B | HB | H | 2H | |
木材の墨付け | × | × | ◎ | ◯ | × |
石膏ボード | × | × | ◎ | ◯ | × |
コンクリート | × | × | × | × | ◎ |
BとHは芯の硬度を表しています
B=ブラック 黒が濃い
H=ハード 硬い
黒が濃い〜硬いになるとはなんか不思議ですが
柔らかい素材 | 木材・石膏ボード・クロス・コンパネ など |
硬い素材 | コンクリート・化粧板 |
柔らかい芯
[メリット]描きやすい
→柔らかすぎてもダメ、木材や石膏ボードに使えることが前提で『HB』がオススメです
[デメリット]柔らかすぎて線が太くなる
→柔らかい芯で硬いものに書くと、芯が負けて(削れて)太い線になり使い物になりません
硬い芯
[メリット]カリカリするほど硬く線が細くなる。書く面に負けない強さ
→コンクリートに墨出しをするには、『2H』の強さがないといい線はかけません
[デメリット]薄い
→硬いので、木材などの柔らかい素材に使うと素材が負けます
しかも薄くて見えません
2Hでコンクリートにちょうどよい濃さになります。
墨出しには『2H』です
墨出しの素材によって使い分けることをオススメします
えんぴつ削り
現場では職人さんはみんなカッターでえんぴつを削ります
ザクっザクっとワイルドに削っています
結構、先が太いんです
もちろん、みな器用ですから尖らせることは朝飯前です
ただ時間がもったいない。そんな理由でザックザクに削ります
余裕で2mmくらいの墨付けになります
太くてもよいときの隅ならいいのですが、2mmの外で切るか内で切るかで誤差1mmです
やっぱりえんぴつ削りで先を尖らせた方がいい墨が打てますよ
時間も短縮になります
急がば回れ ですね
私は100均のえんぴつ削りを愛用しています
上級者は電動えんぴつ削りを持ってきますw
電動えんぴつ削りはお高いので私には買えません・・・
道具入れにはぜひ『2H』と『HB』をストックしてください!
私の経験がみなさんの参考になればうれしいです。
建築現場が良い環境になることを願って!
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