【取付】 パネルの取付

パネル取付

先日、知合いの大家さんからテナント工事をやったばかりだが、外部看板が落ちたと連絡がありました
急いで現地に駆けつけたのですが、翌日新規OPENとのことで店内は準備で忙しそうでした

現地には大家さんと内装業者が1名、遅れてやってきた営業1名が集まり
早速、事情を聞いてみることに

  • 外部の上部壁面に看板を設置済みだったが、落下
  • 歩道に面しているが、偶然歩行者がなく幸い人身事故にはならなかった
  • 看板は木工パネル
  • 重さは20〜30kg
  • 取付方法はボンド接着のみ

接着のみ
耳を疑いました
20、30kgの看板がついていたであろう壁面には看板上部にコーキングの線が1本のみだったので雨仕舞のコーキングだと思っていました
実は取付用のコーキングだったのです

YOU
YOU

人に当たったら大事故でした

その日は取付方法を指導させていただき帰ってきました

YOU
YOU

同業者に指導するのはとても緊張します
なにせ責任はとれませんから…


では、パネルの取付方法の具体例を説明していきます

パネルの取付方法

  • ボンド張り
  • 金具固定

    +プラス安全対策

大きく分けるとこの2つの方法になります

✔︎ボンド張り

ボンド張りと言ってもボンドだけで終わらせるわけではありませんので、ご注意を!

ボンドは効果が発揮されるまでは少し時間が必要です
ずーっと押さえていられるのであれば問題はありません(静止が条件ですが)

ボンドの効果が発揮されるまでの間、両面テープなどの仮固定をするものが必要です
鏡の場合、ミラーマット+ガラス用のボンド
このとき使用するミラーマットは超強力です、一見ミラーマットだけで張り付け出来たように思えますが、そのままにしてしまうと後で大惨事になるので止めてください

ミラーマットは鏡が倒れないように、ガラス用ボンドの効果が発揮されるまでの間だけ
仮固定できる強度となっています

私も最初は知らずにミラーマットって最強じゃん!と思ってパネル取付で使用したことがあります
次の日には落ちていました!
ミラーマットはあくまで仮固定でサブなのです。
何度も言いますが、ボンドの効果が発揮されるまで保てばいい
です。

鏡の施工方法④(特大鏡の施工方法)鏡の販売.COM
約36kg位の特大鏡の取付方法です。鏡用の両面テープに加えてミラーボンドという鏡専用のボンドを併用します。

こちらのサイトでとても詳しく説明されていますので参考にしてください

ボンド張りで施工する際に準備するもの
・ボンド
・仮止め用テープ

✔︎金具固定

金具とはボルト、Lアングル、ビスなどです
取付するパネルの素材、形状によって選択肢は変わってきます

パネルを付けるのに金具を使うとなると、おそらく化粧金具になるのではないでしょうか
金具を使う際の注意点は
下地は何か
です

下地に金具をしっかりと固定できなかったら元も子もありません

取付面の下地は何なのか、しっかりと見極めることが大事です

また、パネルの取付に金具を使用する場合でもボンドを併用することをおすすめします
これは安全対策になるのですが
もし、ボルトのネジが緩んだら・・・
もし、ビスが抜けたら・・・

YOU
YOU

夜も眠れません

ボルト・ナットやビスは微振動で緩みます
定期的にチェックできればいいのですが、なかなか出来ないのが現実です
振動によるボルト・ナットやビスの抜けによるパネルの落下を防ぐために、ぜひボンドの併用を行ってください

✔︎ +安全対策 -ボンド

ボンド張りであれば仮止めテープ、金具固定であればボンドの併用を実施してほしいです
ボンドについても取付面の素材や状態で検討、判断をしてください

”現場より”
”現場より”

ボンドといえば、木工ボンド!ではないですからね!

建材用商品 | コニシ株式会社
建材でお使いいただけるコニシの業務用健康住宅対応ボンドをラインナップ。建材用商品を用途別や早見表、イラストから商品を探すことができます。多用途型や用途別商品など様々取り揃えています。
YOU
YOU

めっちゃいっぱいある!
参考にしてください

✔︎ +安全対策 -ピット

パネルではないですが、ロゴサインの取付方法としてピット文字というものがあります。

pit=鉱山や炭坑の立て坑。
とあるように、杭のことですね
文字を浮かすために杭(脚)をつけて浮かすことを言います。

仕上げの関係で、パネル正面から固定できない場合などにピットをつかいます
パネルの裏にピットを立たせて壁に差し込んで固定する

話はそれてしまいますが、ピット文字のサインは壁に脚が刺さっているだけですが
差し込んでいる穴にはボンドを充填しています。
それだけで保つのか
 それはロゴサインの重さ、設置条件(屋内、屋外)などの諸条件を考えて安全対策はとられています
屋外で重量もある。そんなサインを差し込んでボンドのみ

落ちるかもしれないから絶対にしないです

YOU
YOU

私なら裏からナット締めできるように作ります

×落下させた施工業者の対応

遅れてやってきた営業さんは会社で上司にアドバイスを貰ってきたそうです。

上司さん
上司さん

ボンドよりもシリコンを使うこと!

営業さんは現場の内装業者さんに、そう指示出していました…

YOU
YOU


アドバイスの次元が低すぎます

わかりました!って言う内装業者さん
しっかりしてくださいね、それじゃダメですよ、間違っていますよ!
このケースでは壁にボルトを貫通させて固定とするように指導させていただき
ボンドは安全対策として施工してもらうようにしました。

YOU
YOU

人身事故にならなくて本当に良かった

結構な大事なのに現場を仕切れる人が来ないって、すごい会社だな〜と思ってしまいました




私の経験がみなさんの参考になればうれしいです。
建築現場が良い環境になることを願って!

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