建築施工管理の納め方、ディティールを学ぶための書籍はたくさんあるのですが
店舗系の施工管理者が読むための書籍は皆無です
これは私が知っている知識をまとめるしかない。ちょっとした使命感でこの記事を作っています
これから店舗の施工管理として頑張る方や
先輩の方々にも共感していただけるのではないでしょうか
今回は図面を描いていく順番について書いてみました
ご一読いただけると幸いです
図面を描いていく順番
図面を描く気持ちはあるんだけど、何から描けば良いのかわからない
『何から』とは床?壁?なにから?
という事です
図面の種類によって順番がありますのでまとめてみました
基本図を描いていく流れ
基本図とは設計図書の全般を言い、詳細図や家具図は含まれないことが多いです。
内容は、仕上げ表、平面図、天伏図、展開図や断面図そして設備図です。
基本図の各図面を描いていく順番を考えます。
天井がフラットの場合
天井に造作物が無い、いわゆる平天上のことです。
間接照明などがあると、平天井とは言いません
天井に折り上げや造作がある場合
天井の造作位置を決めてから展開図に反映していくので、天伏図を先行します
どちらかというと、天伏を考えながら設備のレイアウトも考えることになるので時間はかかるでしょう
展開図を先に描いても良いのですが、天井造作の位置を検証しながらになるため効率が良いとは言えません
先に天井の凸凹を決めちゃった方が図面を描く上では効率がいいのです
区画図(白図)を描く流れ
レイヤ分けてね!
現調図を描く流れ
現調=現地調査 のことですが
現調の基本作業としては採寸です。
壁の端から端までを各面ごとに採寸します。その寸法を図面に落とし込んでいくわけです。
その順番が、まずは壁となるわけです
CADで描く際は必ずレイヤを分けてね!
なんで?
と思うかもしれませんが、絶対に分けた方が良いです!
もう何も考えずにレイヤを分けてください
まとめ
図面の描き順は用途によって前後左右します。
今回まとめたのは基本的な流れですので
あとは皆さんが試行錯誤していただければと思います。
私の経験がみなさんの参考になればうれしいです。
建築現場が良い環境になることを願って!
私のバイブルです
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